トンガ旅行を引き続き書いていきたいと思います。
トンガはとても遠いところにありました。
ポリネシア ですね、フィジーとかソロモン諸島とかよりももっと南にあります。
旅行に関する日程や移動手段はこちらのブログ 加賀谷まりLifeAquatic
に書いています。
さて、このエントリーは親子のクジラについて書いてみたいと思います。
ザトウクジラはこのトンガでは餌がないので捕食はしないんだそうです。
ここではクジラ同士の社交の場所のようなそして子育ての場所のような感じでしょうか?
お母さんクジラは子供が大きくなって大海原の移動に耐えられるようになるのを待って10月頃から南下して行くんだそうです。
なのでこの間、赤ちゃんクジラはお母さんからこってりとした濃厚な母乳を1日100リットル飲むんだそうです。
お母さんが10メートルの水深あたりで休憩している間赤ちゃんは水面で遊んだりしています。
赤ちゃんは4分ぐらいしか息が止められないんだそうです。
なので時々お母さんの下へ潜り込んだり口の辺りに体を寄せたりしても4分後には水面に出てきます。
初めてのトリップでまず遭遇したのが 親子のクジラでした。
ボートのスピードを緩めてそっと近寄っていきます。
ガイドの後についてクジラの側まで行きます。
でも5メートル以上は近づかないようにと言われます。
とにかくガイドの側にみんなで固まっているのがいいようです。
そうするとクジラから私たち全員が見えるので安心するそうです。
散らばっているとすぐ離れていってしまうらしいです。
後はクジラの気分次第、嫌ならさっさとどこかへ行ってしまいます。
私たちは親子のクジラと真正面ちょっと斜めからじーっと動かず観察ができました。

目と目があう感じ、向こうもジーっとこちらを見つめてきます。
なんとも言えない感情がこみ上げてきます。
お母さんクジラはその後10メートルの深度へ潜り赤ちゃんはしばらくして水面に、そしてまたお母さんのところへ戻り
というのを繰り返すのですが、少しづつ私たちの方へ泳いでくる距離が縮んできました。
そしてお腹を上にして泳いでみたり、尾びれを水面に持ち上げてみたり
さも、私たちに「ねぇ、みてみてこんなこともできるのよ!」とでも言いたげに水面をバシャンバシャンと
飛び跳ねています。
かわいい!かわいすぎる!
小さな(とは言っても3−4メートルはありましたが)体を持ち上げてブリーチングの練習もしてました。
この親子と遊んだ後また別の親子に遭遇、でもあまり長くは見ることができませんでしたが
突然お母さんクジラがボートの近くでブリーチングしました。
赤ちゃんクジラばかり見ていたので、お母さんの巨大な全身が水面上に出てきたのにはおもわず叫んでました。
それから、遠くで赤ちゃんクジラがピョコン、というように水面にジャンプ。
その後その5倍はありそうな大きなクジラがバーンと側でジャンプ、
そしてその後また赤ちゃんがピョコンと飛び出すのが見えて思わず笑ってしまいます。
ロッジに帰ってからもビーチから見える海には毎日クジラが見えました。
こちらはボートの上から遠近法ですがボートが小さく見える!
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