FREEDIVING

フリーダイビングとは?

photo credit: Richard Maskey

Freediving もしくはApnea(アプネア) 日本では、素潜り とか スキンダイビング と言った方が馴染みがあるかもしれません。

スノーケリングの上級と言った感じでしょうか。

こちらのページでは

フリーダイビングの基本的な定義や基本知識、競技種目、機材についてなどの事をスクーバとの違いも交え私なりの解釈でご紹介したいと思います。

<御蔵島にて> Photo credit: Kazumi @mikurajima

スノーケリングの上級者は水面だけではなく、水中にも潜って行きますが、それがスキンダイブまたは素潜りと言われるものでしょう。

フリーダイビングも、基本的には素潜りやスキンダイビングと同じなのですが、さらに競技性を持たせ、規定や種目などがあり、テクニックやルールがもっと厳密で大会なども開催する場合は特に「フリーダイビング」と呼んでいます。

(カリビアン カップ2018にてセーフティーダイバーをした際、選手の前にいて深度をチェックしてグルパーコールをしているのが私です) photo by Alex St-Jean

ヨーロッパでたくさんの人が始めるようになったフリーダイビングは「アプネア」(ギリシャ語で息を止めるの意味)とも言われています。

素潜りといえば日本では「海女さん」が海に潜る職業として今でもありますが歴史はとても古いです。

海外でも、沈没船から宝物を引き上げたり、何かを引き上げるために、もしくは魚を捕まえるためにタンクを背負わずに潜ることが昔からありました。

競技として盛んになったのは有名なジャックマイヨールとエンゾが競い合った映画「グランブルー」がきっかけでしょう。(ご覧になったことがない方は是非!)

スクーバダイビングとはどう違う?

Photo by Kenjiro @aqua dive kohollo

スクーバダイビングで、

一番重要なルールといえば「呼吸を止めない」ことで、そのほか急浮上しない、

とか水深5mで安全停止をするなどがあり、

フリーダイビングは

安全に潜るためには基本的に「潜っている間息を吐かない」

「スノーケルをくわえたまま潜らない」

そのほかに水面に戻ってきたときのリカバリーブレス、

潜る前のブリーズアップ、

などなど息を長く止めるためのテクニックや安全に潜るルールなどがあり

どちらにも

「耳抜き」や「一人で潜らない」などの重要なルールがあり、

似ているようで、色々違いがあります。

哺乳類が持っている生理現象で、目の周辺に水がつく(水面に顔を漬ける)と「息を止める」という条件反射があります。

なので初めてスクーバをして水中に潜ると息を止めたい衝動にかられたり、

普段は無意識に鼻で呼吸しているのでマスクをつけたら

「息ができない、苦しい!」と思ってしまうのはこのためなんです。

🌟

息を止めて水中に潜ると、

哺乳類に備わっているダイビング反射が私たちの体にも起こります。

実は、、、このような知識があると素潜りなどだけではなくウォータースポーツをする時にとっても役に立ちます。

長年スクーバのインストラクターでもある私には、それぞれ違った楽しみがあると思っています。

スクーバはどちらかといえば水中探検でじっくり生物を探したり、観察したりハードなコンディションでも流れに逆らって潜れる醍醐味があり。

フリーダイビングでは自由に泳ぎ回れる海との一体感や、より魚や水中生物との距離が縮まる楽しさがあります。(機材も少なく軽いです)

Photo by Kwabena Edusei @RajaAmpat

さらに、フリーダイビングは自分の中へ入っていき、自分との対話、心と体は繋がっているということがとても感じられるスポーツでもあると思います。

必然的に食にもこだわる様になり (全ての方がとは言いませんが多いです)

そして、サーフィンやラフティングなどで海に(水の中で)揉まれた時、

フリーダイビングのレッスンを受けた後はすごく余裕ができた。

という感想もいただきます。

競技種目としてのフリーダイビンングは?

大きく分けると、プール種目と海の種目があります。

プールは、、、

息を止めている時間を競うスタティック アプネア(STA) 水面でうつ伏せになった状態でどれだけ長く息を止められるか?という種目と

距離を競う ダイナミック 水面下で息をせずにどれだけの距離を泳ぐことがフィンあり(DYN)又は無しで(DNF)できるか?という種目があります。

海では、、、

深さを競うのですが

フリーイマージョン(FIM) まっすぐ伸びたラインをつたい(ロープを引っ張って降りて行き同じように引っ張って)戻ってくる種目

コンスタントウェイト ウィズフィン(CWT) モノフィンかバイフィンで泳いで降りて行き、同じように泳いで戻ってくる種目

コンスタントウェイト ノーフィン(CNF) フィンを吐かずに泳いで降りて行き、同じように戻ってくる種目

photo by Alex St-Jean

この他に、、、ノーリミット(NLT)という競技種目がありましたが 今は行われていません。

フリーダイビングを始めてみたい?

フリーダイビングは経験がないと始められないか?

と聞かれたら、そうではありませんが、基本的に泳げることが必須ですね。

なので一度も深い海で泳いだことがない、足がつかないところで泳いだことがない方はスノーケルなどのレッスンや海に遠い方はスイミングスクールなどでプールのレッスンから始めた方がいいと思います。

楽しい!やってみたい、これならできそう?!と思うところから始めていくと気がついたら 「あれ?出来る!」という感じで自分の可能性に驚いている方が多いですよ〜♪

機材は? 何が必要か? 有ると便利なものは?

マスク 、スノーケル & フィン

マスクは水の中を覗くのに必要でスノーケルは顔を水面から上げずに息ができるので必須です。

フィンも水面 水中 どちらも素早く移動ができるので必須です。

基本的にこれがあれば暖かい海なら大丈夫。

サイズやタイプは色々有るので自分に合うものを使うのが水の中で快適に動ける要因です。

注)ゴーグルは海に潜る場合 水圧の関係上使えません。

ウェットスーツ

水温により厚さが変わっていきますが有ると体温が下がるのが防げ日本では必須です。(とは言え、ビキニなどの水着だと動きが制限されず27か28度くらいなら私は水着だけで泳ぐのが大好きです)

ウェイト&ウェイトベルト

特にウェットスーツを着たら沈みにくいので必要になります。浮力はその方の体型により違いますから、チェックして重りを決めましょう。ベルトの他にネックウエイトと言うものもあります。

ランヤード&ノーズクリップ水が入るゴーグル

こちらはフリーダイビングのブイとラインを使っての練習または競技で使用します。

モノフィン

このページの最初の写真で私が履いているフィンです。こちらを履くと水中で速く泳げます。(が水面向きではありません、そして効率よく泳げるようになるのにバイフィンよりもトレーニングが必要です)

バリ島にて、Photo by Richard Maskey

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コース内容

☆ 思い込みのブロックなどをリリースするワークやヒーリング/ アクセス・バーズ(脳内デトックス)も受け付けております。詳しくはHEALING にのページにて

☆ ノンダイバー向けの呼吸法ワークショップ (オンラインレッスン有り) 2時間

料金 : ¥4000

☆ スノーケリング レッスン(海洋)

日程 簡単な説明やストレッチから始り実技へ、トータル約2時間

場所やコンディション、レベルにより実技内容は異なります。

料金 :

初回 1名 11000円

2名での申し込み お一人様 9000円

3名以上 お一人様 7000円

器材別途かかります。

☆ドルフィンスイム/スキンダイブ プールレッスン

レベル練習内容により水深5mまでのレッスンが可能です。

料金はレッスン内容、人数により変わります。お問い合わせ下さい。

また、フリーダイビングのプールでの自主練習をしたい方メンバー募集中です、お問合せください。

☆ 呼吸法や潜るための基礎知識、スタティックのワークショップ (サーファーやスピア・フィッシャーマンに人気) オンライン講座も可能

時間 : 2時間ほど

料金 : 4000円

☆ 体験フリーダイビング

日程 半日

料金:15000円 (器材別途かかります)

☆ ビギナーコース(フリーダイバー/レベル1)日程 2日 学科、水中セッション

料金 30000円 (器材別途かかります)

☆ アドヴァンスコース (レベル2)     日程 3日 学科、水中セッション

料金 45000円 (器材別途かかります)

☆コーチングレッスン レッスンまたは講習を受けた経験のある方 日程 トータル3時間ほど(簡単な講習後 水中セッション約2時間含む)

料金12000円

海洋生物についてのお話も交え楽しみながら受けて頂きたいです。

その他 サーファーのためのレッスンなどあります。

只今 秋田市に在住中 呼吸法 や ビジュアライゼーション のワークショップ、夏には体験フリーダイビングやフリーダイビングのコーチングを開催中です。

レッスンご希望やご質問のある方は

Contact:https://marikagaya.com/home/

までご連絡ください。

もしくは

Instagram @elemental_maris のダイレクトメッセージでも受け付けています。

最後までお読みくださり、

ありがとうございます。

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