カテゴリー別アーカイブ: カナダ

1.11.11 1が沢山並ぶ日

もうすぐ日本を出発します。

今朝 ふっと開いたページに、 「大切なものを得たいなら今この瞬間を感じ尽くそう」 と言う言葉が飛び込んできました。

こちらにも書きましたが令和元年11月11日11時11分に祈りを捧げてみました。

今夜の11時11分にも捧げたいと思います。きっとしている方多いはず! ですよね? 笑

今年の初めに カナダへ初めて訪れました。久々の雪山、そして チョー久々のスノーボード🏂 (調子こいてこけてしまったけど) いつもとは違う大自然の美しさと厳しさを肌で感じられる経験でした。(とは言え自分が生まれ育った地と似ている、けど スケールが大きかった!)

この20年くらいの 海の中の美しさと神秘的な、でも帰ってきた〜と言う安らぎ でも大海原のうねりや波の破壊力に圧倒される… そんな感じにも似ていたかも

この後私は何処へ行くのか、 今年初めにスクールバスを改造してモバイルホーム&プロダクションユニットにするのをお手伝いに行ったのですが、これが今年はじめ頃 バスはすっかり完成!来年早々 また訪ねる予定です。

誕生日にカナダで温泉〜Hot springs Cove and InnChanter

バンクーバーアイランド滞在も後3日を残すというこの日は

私の誕生日でした。

その2-3日前に彼から「誕生日は温泉に行ってボートに一泊しよう」というお誘いをいただきました。

ホットスプリングズコーブという入り江には天然の温泉が流れていてそのまま海へ流れ込んでいるのだそうです。

トフィーノへ行くと決まった時ちょっとだけ小耳に挟んでいたので、

温泉!行きたい!

しかもコンクリートやプールの様な作ったものではなく自然に岩の間に溜まっているナチュラルな露天風呂

という事で、キャンプサイトから車でトフィーノのタウンへ行きお昼頃に船着場へ

ボートに乗っていくようなことを聞いていたので、ベンチに座ってどの船で行くのかなぁ?

と桟橋周辺を眺めていたのですが

途中、水上飛行機も行き来していました。

干潮時、桟橋が高い!

真ん中に写っている水上飛行機がエンジンをかけていたので飛び立つのかな?と思って見ていたら他の飛行機が着水して戻ってきて、エンジンをかけていた飛行機も止まってしまい「なんだ〜飛ばないのか、、」と言いつつベンチのある広場へ引き返し座って待っていましたが、

彼が「そろそろ行こうか」と言うので荷物を持って「ところでどうやって行くの?」と聞くと

「あれで行くんだよ」

と指差す方向を見ると

さっき見ていた水上飛行機?!

「えっ!SeaPlane??!!!」

と驚いていたら、私達の前をいくつかの段ボール箱を積んだカートを押していたお兄さんがクルッと振り向いて挨拶してきました。

どうやらパイロットの方の様でした。

えー!本当に!?これで行くの?

凄い楽しすぎる!!!

しかも操縦席の隣!

私達のほかにもう1人、その人はお仕事で他の島で降りて行きました。

そしてホットスプリングズコーブへ向かう途中2頭のGray whale 克鯨(コククジラ) 発見、

しばらくその上を旋回して見せてくれました!

ガラスが反射しているので、わかるかな?

そして この日の宿 InnChanterへ

オーナーさん、とても話の面白い方

船の内装は自分で手がけたそうです

カヤックに乗って島へ上陸

島の散策へ出かけてみました。

樹木が大きい!

手付かずの大自然が広がっていて

この辺は木も切られること無くすくすくと育っています。

朽ち果てた樹木が重なり合って足元はフカフカしています。

入江の向こう側にはアシカが泳いでいました。

誰もいない!

ボートで訪ねてきたグループは温泉へ行って夕方頃まで混んでいるそうです。

私達は一旦船へ戻ってディナーをいただきました。

ヴィーガン食を用意していただきました。

とっても美味しい!

オーナーさんと楽しくお食事を済ませた後、6時半頃に夕日を見逃さないようにもう温泉へ出かけた方がいいと言うので早速水着とタオルと水筒を持ってカヤックで島へ向かいました。

この時期サンセットは7:30、間に合いそうです。

途中のトレイルは綺麗に桟橋からわかりやすく続いています。

私が超小さく写っています。

なんとなく映画 アバターを思い出します。

多分水温41度くらいで結構熱めですが、波が打ち寄せてくるところまで行くとぬるめです。

海水は超冷たい!

日が暮れて来ると満点の星空!

カエルの鳴き声が響いていました。

帰り道は懐中電灯がないと真っ暗です。

夜の海をカヤックで船に灯された小さな明かりを目指して漕いでいると

水を櫂く度に夜光虫がキラキラと光るイルミネーションのようです。

水面ギリギリまで見える星

この日は今回の旅で1番の日でした。

翌日 早起きしてもう一度温泉へ行ってもいいな〜と思いながらも

昨夜 相当遅くまで温泉を楽しんだので

のんびりと起きて朝食をいただき、帰りはボートでとフィーノまで戻ることにしました。

その帰りの船で ふと横を見たら いきなりグレーウェールがブリーチングを3回も見せてくれました。

トフィーノに着くまでの間5頭くらいはクジラを見かけました。

Sea otter (ラッコ)も一匹発見!可愛かった!

ボートを操縦してくれたキャプテンも知識豊富で

クジラのことや周辺のこと、海のことについてたくさん話してくださいました。

ありがとう

全てに感謝

サーフポイントが沢山あるトフィーノにて

ロードトリップは続きます。

多分トフィーノにはまだ到着していないであろうRVにて移動中のお友達とは、

いつ合流出来るかわからないなぁ…

と思い

同じ宿にもう一泊する事にし、

早速サーフショップを訪ねてみました。

私はスノーボードで右肩を痛めているので

試しに床に寝そべってボードから立ち上がる動きをして見ると

痛くてうまく立てないし…

水温8度では更にきついだろうなと思い

ビーチを散歩する事にしました。

ここは干満の差が10mもあるそうです!

弓なりのベイが向き合うようになったビーチの先端に大きな岩の崖があり、

そこへ登って打ちつける波を見ていたら、

何かが荒波にひょっこり顔を出して泳いでます!

鳥が波にもまれながらも水中へ潜っていました。

こんな波で? 凄い!

しばらく眺めて引き返してみると、

今来たビーチが波で覆われ始めています!

潮が満ち始めたようです。

ギリギリセーフでブーツを履く脱がずに戻れました。

沢山のサーファーを眺めながら彼が戻ってくるのを待つ私

この日のコンディションは

うーん、結構難しい波だなぁ、ボードに立ててる人が全然いない!

と思っていると

凍りついたように震えて戻ってきた彼はレンタルのスーツに穴が開いていたので、

海に入って20分後には相当冷えてしまったようでした。

ビーチからタウンへ戻るとお友達からのメッセージが入り翌日はどこかでキャンプする事になりました。

思うようにサーフィンができなかった彼、気落ちして疲れ果てやる気ゼロ…

でも私は

トフィーノのタウンから少し西側にあるトレイルを歩いて見たくて

誘ってみると、

気のあるような無いような返事、待っていると日が暮れてしまうと思い。

「いいよ、私1人で行ってくる

この前も途中でお腹の具合が悪くなって引き返したし、ゆっくり休んでた方が良いよ。」

そうかも、と行っている彼に

「じゃあ私、出かけるね。きっと素敵な夕陽が見れるはずだから!」

と言うと、

「そうか、じゃあ俺も一緒に行っていい?」

ふふふ、計画大成功!

10分か15分歩いてみるとトレイルルートがあり、

ちょうど夕陽が美しい~くあたりを染めはじめていました。

途中にいくつかビーチもあり、干潮なら砂浜でピクニックも出来ます。

今 ここは日が沈むのが7:20頃です。

途中寄り道してから宿に戻ったらすでに9時近く!

急いで ワカメと豆腐、マッシュルーム(椎茸が恋しいので代替えのキノコ)とスプリングオニオンのお味噌汁、テンペ入り野菜炒め(キッチンにオイルがなかったのでピーナッツバターを使って見ました)

オーナーの方と会話をしながら作っていたので、

キッチンがクローズする10時前には何とか調理は終わり

良かった〜

明日は海辺の近くでキャンピングの予定です。

バンクーバーアイランドのロードトリップ

カナダ滞在も残すところ1週間です。

クルージングの旅を終えて、

再びバンクーバーアイランドへ上陸した私達は、次の目的地へ向かうべく、

前日から水に浸していたひよこ豆を茹で、フムスを大量に作り、ヴィーガンソーダブレッドも焼いていくらかの野菜や果物を買い込んで

私達の車と、お友達の大きなRV、(とにかく広々としてダブルベット、キッチン、トイレ、シャワー、冷蔵庫ドライバー席の上にも2人は横になれるスペースが有り、4人が余裕で泊まれ、ソファーを動かすと最大6人が泊まれます)とに分かれ、チャドとジョジョにお別れをして

私達の車は別の車より一足お先に

トフィーノという所へ車を走らせました。

RV(モーターホーム)はそんなに早く走れないのでお友達とは目的地で合流する事になりました。

約1時間半から2時間走ったところで車が渋滞して全く動きません。

トフィーノに行くにはこの道以外に抜け道のようなものはないので渋滞の列はどんどん長くなっているようです。

聞いてみると、この先で交通事故があったとの事、ヘリコプターが飛び去って行くのがすぐ目の前で見え、救急車が数台走って行きました。

雨も降り出し、

道路が開通するまで数時間かかりましたが、その日のうちにトフィーノには到着出来ました。

事故や工事などで通行止めになると他の道が選べない所なので、フェリーに乗るとか空港に行くなどの予定がある場合、余裕を持って前日のうちにバンクーバーへ向かわないと遅れることもあり得るなぁと思い、出発近くの日程を練り直しました。

この日はお友達とは合流できず、急遽泊まるお宿を確保してから、

そこから歩いて数分ほどのレストラン「KUMA」へ 。

KUMAって日本語の熊って意味なんだよ、と話しながら着いてみたら大きな熊の写真が壁に掛けられたJapanese Restaurantでした!

メニューを見ると!

Edamame, Agedashi Tofu, Yuzu Pakchoi,Torino-karaageなど日本語のまま書かれていて、ラーメンもありました。

待っている間に熱燗をいただき

なすのフライとほうれん草の胡麻和えと柚子青梗菜が運ばれてきていただくと

あぁー!!!美味しい~♪

そしてベジタブルラーメン!

固めに茹でた手作りっぽい細麺が美味しい~♪

ネルソンで食べたラーメンよりも断然日本のラーメンに近い!

小雨の降る中を歩いて行ったのですが

すっかり暖まり、そして久々に満腹になるまで食べてしまった!

ここトフィーノには他にもお寿司屋さんがあったりして日本食が人気のようです。

バンクーバーベイへ

前回より続きます。

そして最終回です。

(こちらが前回の記事ー>⭐️)

2台のバギーを船の上に戻して、

本日は1時間半ほど移動してバンクーバーベイへ

ここは木を伐採する場所のようで、切り倒された場所が所々にあり,作業員はヘリコプターでやって来ます。

ここでは貝類の採集は禁止、浅瀬を見るとたくさんの牡蠣がいるのが遠くからでもわかるくらい、

でも桟橋周辺には油が浮いていて濁っているので、ここで獲れた牡蠣は食べられないかもね、と言っていました。

この日は数人が釣竿を持参して川で釣りをしました。

シルバーヘッドという鮭の仲間が釣れるようでしたが、水かさが低かったのでそのまま川を下って海岸へ、

トレッキングにちょうど良いサイズの杖発見!

そこら中に流木があるの

私たちは周辺を散策してから船へ、SUPやカヤックを楽しみました。

バンクーバーベイには2泊して、

皆んなでドローンショットを見たり

パーティやゲーム三昧!

翌朝 エグモントへ戻り

私と彼氏以外のみんなとはさようならし、それぞれの車に乗り込みフェリー乗り場へ

私達の船の旅も最終日になりました。

静かになった船の中で、

ぼーっと景色を楽しんでいると

漁船の釣り上げている魚を狙っているワシの群れが旋回してるのが見えました。

Campbell river に戻る途中のPowell River近くのLundと言うところに着いたのが夕方6時過ぎ

大きな月がすでに登ってきていて、

明日は春分の日の満月!とてもスペシャルな日ですよね!

その反対側には夕日が沈んで、空の色が刻々と変わっていく様が

近くのレストランの窓から見えます。

今日はジョジョの誕生日、久々にレストランで料理を頂きました。

翌日、出発地点のCampbell riverのハーバーへ戻ってきました。

自分達の荷物を船から下ろして、バギーを下ろして、

さて次は小さな小舟、というように積み荷をデッキに下ろしていたら

この子が私達のことを見つめていました。

ぴょこん、と顔を出す姿が!!!

モウレツに可愛い〜!

ハーバーシールです!

(日本語ではゼニガタアザラシと言うらしいです)

見つめていたら、潜って近くまで泳いできましたよ!

船旅の終わりに素敵な出会いに感謝します。

さて、次はどんな出会いが待っているのか?