旅を始めた2001年から私はなるべくものを持たないようにしてきました。
東京に住んでいた約9年アパートには当然、いろいろとものが増えていたので引き払う前に友人にほとんどの電化製品は譲ったり、実家へ送り帰したりしました。洋服などもほとんど譲りました。
捨ててしまったものもありましたがなるべく誰か使う人が居たら譲りました。
ウティラに住み始めたら、またやはりものが増えましたが、この時はダイビング機材と洋服でした。
洋服はほとんど友達に譲ってなるべく身軽にしてホンジュラスを後にしました。
どこかに少しでも長く居るとやはりものは増えて来てしまいますがなるべく増えないようにしています。
洋服をかうのが大好きな私としてはついつい買ってしまいます。
でも、日本に居たときに比べるとかなりものを持たなくなったと思います。
こうしていると、実はそんなに必要の無いものが私の周りにはいっぱいあったんだなと思います。
そして必要なものはいつまでも私と一緒に居ます。
例えばシャツ一枚にしてもよれよれになるまで着て、もうこれは捨てるとします。
次に買うのもやっぱりにたようなシャツなのです。
くしやはさみなどは壊れないので20年以上前から同じものです。
昔だったらにたような服やあまり着ないのについ衝動買いをしてしまいましたが。
着ない服はいつまでたっても着ないのです。
あまりありすぎて勢いでたくさん譲りすぎた後、あっ!あれは持っていたら良かったと後悔することもありますがそれはそれで自分には何が必要なのか再確認できます。
長期旅行に出る時はバックパックとダイビング機材が入るローラーのダッフルバックそれにちょっと大きめのショルダーバックで出かけます。これで何処でもすぐに生活が出来ます。
時々行く場所によっては化粧水が売っていない国があります。
日本に帰った時に買った化粧水が無くなってしまったら、自分で作るようになりました。
材料は緑茶にグリセリン。(これが案外しっとりして、お薦めです。)
ここではオーガニックシャンプーなどは売っていないので、シャンプーはなるべく天然成分の石けん(またはベビーソープ)を使いコンディショナーやリンスはしません。(あれば時々ワインやお酢を使います)
コンディショナー無くても大丈夫なんだなぁって最近気づきました。
お化粧は基本的に私はしないのでファンデーションなどは持っていないのですが時々ベビーパウダーをパウダー代わりに使っていると、リゾートにウェディングがあるときに来るヘアーメイクの方に話したら、「それは化粧品ではありませんよ」とちょっと突っ込まれたのですが。ダイビングしているとしてもすぐとれるし、日焼け止めがもともと好きではなかったので買わなくなってしまいました。
無ければ無いなりになんとか工夫するようになり、買ったものはとことん使うようになりました。
でも、余談ですが、、、これは日本に居るときほど稼ぎが無いからと言うのも理由に入っているかも知れない。汗
日本はどうか分かりませんがダイビングのインストラクターはあまりおかねにならない職業です。
(自分でダイブショップを始めたら違うと思いますが)
今の給料、日本で働いていた時の半分以下、ホンジュラスに居た時は限りなくゼロに近い時もあった。
でも、それには替えられないものがありますね。。。
ものを大切にしていると生活がシンプルになってくるのかも。
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