ご無沙汰の更新です。
ランサローテから戻って
数日後からウィンチェスターのフィールドで
17日ほどキャンプ生活をしていました。
今 ロンドンに戻って来て 一息ついているところです。
そんな中ちょっとこのフェスティバルを振り返ってみました。
ロンドンから3人でウィンチェスターのだだっ広い牧場(でも牛は居ません)に着き
入場手続きを済ませてリストバンドをつけられて
クルー専用のキャンプサイトにバンを乗り入れ、
テントを張り、
初日は自炊、パスタにしました。

大きなテントにお友達を招き、テントの中でクッキング
翌日からは食事が支給されます。

私達のテントはティピタイプで天井が高いので広ーい!
マットレスも羽毛布団や毛布クッションやカーペットも持参
いろんな布を敷いて快適空間〜

夜の9時頃ですが、夕日が綺麗
まだテントも少ないです。
ここでは、毎年フェスティバルが開かれます。
去年もお手伝いに来たのですが
去年はフェスティバルが始まる4日ほど前に到着して、しかも私はホンジュラスから着いたその足で来て
時差ボケ+すご〜く忙しくて
めちゃくちゃストレスだったのですが
それがトラウマになり 実は今回迷いに迷い、、来たくなかったのです。
でも、今回は早めに行って余裕もあるし、
肩は痛いけど、動かした方がリハビリになるしなぁ〜
などと考え来ることにしました。

広い!遠くの高台に見える入り口が私達のDstrkt5 のエリアからは遥か彼方に見えますが

この場所からの眺めは
こんな感じです。

フェスティバル中は
こんな方もいらっしゃいます。

私達のエリアのワークショップでは
こちらライティングチーム

こちら側アートチーム



こんな感じに飾り付けや、ライトの配線など
今回は私もこんなの作りました。

中にぶら下がってる、7つのシード(本当は10個作りました)
夜に見るとこんな感じに

ライトがチカチカするのですよ
でも、これは枠組みを作った人
そこにパネルをはめた人
中のシードの枠組みを作った人
それに白いディフューザーを貼り付けて、LEDライトをはめ込み防水加工をして、葉っぱの飾りをつけた人(私)
ライティングのコードを書いてそれを小さなコンピューターに書き込みwifiでコントロールできる様にした箱を作った人、
ライトを配線して、コントローラーを繋げて設置した人
ライトを吊るした人
という様に沢山の人が作っています。
全てがそんな感じで出来ています。

この木もそうです。
枝も無いところに、こうなって

これが
こんな風になってきたので

中にライトを設置し始め

こうなると周りのライトも飾られていき

ライトを確認するには暗くないと出来ないので3時とかまで居たりして
その分朝は遅く始めるようになり
フェスティバル前日の夜まで結構遅く働いていましたが、
私が手伝える事はもうあまりない、
と思っていたら、
リモコンでライティングに変化をつけるボタンを作っていた時に
外枠ができたのですが、その蓋が無くて何か蓋になる物を探していました。
ふとみたら、鳥の羽がいくつか貼り付けた小さな額縁がいろんなものが乗った机の上にポンと置いてあります。
更にいくつか鳥の羽を貼り付けて、リモコンを作っている人に、
こんなの見つけたけど?と持っていくとリモコンの箱にピッタリはまる!
そしてこのリモコンを使うパフォーマー達はフクロウの様な仮面をつけているのですよ。
凄く出来過ぎ!
これが充電中のリモコンです。

後で聞いて回ったら、
誰かがアート部門で手伝いのつもりで作ってみたものだった様です。
そんな素敵なハプニングもあり、今回のフェスティバルは
準備段階から開催中、撤収作業も含め
自分の内側の変化など、
私の物の捉え方が変わると周りも変わる
という体験を沢山しました。
そして、イギリスの夏は
やっぱり 寒い!
だだっ広い草原のような所で 風が強い日もあったので
テントが飛ばされている人も
ソーラーパネルが飛んできて手を怪我している方もいたり
そして ゴミ、去年よりは少しマシでしたが
やはり使い捨てのようにテントや壊れた折りたたみ椅子、エアーマットがてんこ盛りでした。
もっと物を大切にしたいし、壊れても直せるもしくは修復が簡単という物が増えたら嬉しいですね。