ボート「Kum-bah-yah」(クンバヤとはスワヒリ語でcome by hereという意味だそうです)を移動させて、
着いたのは Jervis inlet内のStakwus Creek
大きな船は着岸出来ず、
岸近くから伸びた浮き桟橋に船を着けて上陸するにはゾディアックなどの小さなボートを使います。
ボートに乗せていたバギーをゾディアックに乗せ、1台ずつ上陸させました。
スキーやスノーボードを積んで3人ずつに分かれてバギーに乗り込み雪山を求めて走り出しました。
残った数名もゾディアックに乗って島へ上陸し散策へ出かけました。
チャドのパートナー、ジョジョはエビを捕まえる仕掛けの準備をして水深250mほどの水底にカゴを設置していました。
干潮時に浅瀬のビーチで潮干狩りにいくと、天然の牡蠣がわんさか!
(ジョジョのレギンスのヘンプ柄が可愛い!)
あまり大きすぎるのや小さいのは拾わないでね、とジョジョ。
彼女にサイズを確認しながら集めたら
あっという間にバケツいっぱいに。
この日の夜はサーモンと牡蠣のバーベキューになりました。
私もお手伝いしました。
形の良い貝殻を綺麗に洗い、
網の上に乗せて、ジョジョが前もって殻から外して綺麗にした牡蠣を殻に戻し、ジョジョ特製のソース(確か生姜とニンニクとごま油とリンゴ酢だったと思います)を垂らしてバーベキューの蓋をして蒸し焼きに。
めちゃくちゃ美味しかった!
ジョジョは料理の天才!
しかも、私達2人のためにヴィーガン料理と12人分の肉料理を分けて作ってくれます。
そしてお魚に関しては養殖反対派なので、地元の天然物しか使いません。
話しは変わりますが、
チャドは毎年サーモンが川に戻ってくるとき、何匹帰ってきたか調査しているそうです。
前は調査の依頼を受けて始めたそうですが、今はもう依頼が来なくなり、それでも調査を自分達で続けているそうです。
アザラシが増えすぎてサーモンが中々川の上まで登って来れないそうで、アザラシを駆除しようという案が出ているそうです。
ただ、「養殖のために使う抗生物質や餌に色を着けていたりして水質が悪くなっている事はあまり話題に上らない」ということをチャドは言っていました。
しかもお魚を売る業者がレストランに色のチャートを見せてサーモンの身の色はどれが良いか聞くんだそうです。
(日本でもそうですか?だったら餌に色が入っていますよね、しかも赤系の色は青や緑より毒素が高いそうです)
またジョジョは北アメリカの地域は食べ物の廃棄が凄まじく、きっとそれは余裕で難民を養えるだけの量だと言っていました。
あと小魚を取りすぎてアザラシの餌が減っている事も特に話題にはならないようで、
食物連鎖、自然はうまくいくように成り立っているのにそこに人間の手が加わることによって崩れている事に、
もっとたくさんの人が気づいてくれたら、
そしてもっと食べ物を無駄に捨てないシステムが出来たら良いなって思いました。
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