ここ数年でオニヒトデの数が増えてきました。
昔働いた事があるインドネシアのスラウェシ付近と比べるとまだまだ少ないですが、
でも!かなりの数を見かける様になり
モルディブでも駆除の為に潜る事があります。
今日は午後に時間ができたのでスタッフだけでCOT dive、これは英名Clown of Thorne の頭文字で みんなCOT’s と呼んでいます。
この様に大きな網と棒で確保
このヒトデ、毒があるのでウッカリ触ると大変なんです。
激痛と腫れがすごいです。
亡くなる方もいる様ですが、モルディブのオニヒトデはそれほどではない様ですね
私も一度足にぶつかって痛かった、
その場で毒を絞り出してそのあと50度程度のお湯に1時間ほど浸したのですが、
1週間かそのくらいは痛みがありました。
普通は黒ずんでプックリ膨れるそうです。
50分弱のダイビングで60個は見つけたのではないかなぁ
だから壊さない様に持ち帰り焼却します。
何故こんなに増えたのでしょうか?
私が想像する限りですが、このヒトデを食べるホラガイが減っていると思います。
貝殻が綺麗なのでデコレーションになりますし、
食用にもなっているとおもいます。
ダイビング中よく見かけていましたが最近あまり見なくなっています。
オニヒトデは珊瑚を捕食します、増えるとサンゴ礁が壊れやすくなり魚が減っていきます。
大きな魚を獲り過ぎると小さな魚が増えすぎてサンゴ礁がもろくなるのと一緒で自然界は全てバランスが保たれるのが大事だなぁとつくづく思います。
ピンバック: オニヒトデの駆除ダイビング | モルディブ情報局