「無人島に生きる十六人」と言う冒険記

私はいつもスミ子さんからお薦めの本を借りて読みます。

スミ子さんは常に誰かが新しい本を置いていっていないかとロビンソンのライブラリーをチェックしていて、読み終わった後私にも貸してくれます。

私も時々本棚チェックするんですが上中下とかがあると上読んでる間に下が無くなったりしていて凄い最後どうなったのか気になったりします。
始めに全部確保しとかないと駄目ってことですよね、、はい。

今回、6冊ほど本を貸してもらいました。前回日本に帰った時 持って来た本だそうです。

どれもいつもはずれが無いのですが今回その中に

「無人島に生きる十六人」 と言う明治31年に太平洋上で座礁して脱出した16人が珊瑚礁の小さな島に漂着して。。。と言う本当にあった話。

まえがきに
「日本は海の国であるのに、海国日本の少年たちの心に、海の息吹を本当に吹き込む読物がないのを、私は長い間気にしていました。」と言う書き出しで始まるんです。

そして本の中に
「私は、このときから、どんなことがあっても、おこらないこと、そして、しかったり、こごとをいったりしないことにきめた。みんなが、いつでも気もちよくしているためには、こごとは、じゃまになると思ったからである。」
と言うのを読んで ハッとしました。そう思ってもそう簡単に実行出来ないですよね。

読んだ後、拍手したくなるような実話です。明治の日本男児、さすがです。

もし興味のある方はこちらでも読めます。
ただまえがきと椎名誠さんの解説がないので本を読んだ方が良いと思います。

私としてはかなりお薦めの、前向きに生きるお手本ではないかと思う1冊です。。

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