昨日は午後に中国人男性と体験ダイビングがありました。
彼はスノーケルはよくするのですがダイビングは初めてで北京出身のアメリカ在住者。
自前でウエットスーツを持って来ていました。
はじめにダイビングの基礎知識を説明して、その後どんな事をするかを説明している時の彼の質問に、サメは居るか?
と言うのがあり、彼はサメが怖いからできれば見たくないと言ってきました。
う〜ん、居るけどそれほど大きくないしサメの種類によってはすぐに逃げるものが多いからあまり心配しなくていいです。
と言ったら安心してくれました。
でも、ダイビングでサメが見れたらラッキーだと思うな〜とも言っておきました。
そしてダイビング開始、スキルの練習も終わってドロップオフに向かいゆーっくり潜行しながら壁を泳いでいたら7−8m付近でツマグロ(BlackTip Shark)がいました。
彼に指差してみせたら目を丸くして見ています。
そっと腕をつかんでサポートしながらサメの行方を追っていたら
私たちの方に戻って来ました。
そしてゆーっくりまわりを旋回しているのを見ていたらなんともう一匹現れました。
私が2匹になったよ!ともう一匹を指差したらびっくりしたようでした。
その2匹が私たちの周りを旋回しているのでしばらく眺めていたら更にもう1匹やって来てこれには私もちょっとびっくり。
ホワイトチップ(ネムリブカ)は時々近くを通り過ぎる事はあるけど、ツマグロはたいてい遠巻きに泳いでダイバーを避ける事が多いのですが今日は特別サービス?
サイズ的にはみんな1m以上ある、私が時々見かけるサメたちでした。
何となくこっちの様子をうかがっている感じ、
ここでバタバタして弱った生き物と勘違いされたくないので、
支えて浮力を与えてじーっとしてもらう様にしましたが、
サメはいつまでも居るのでこの場を通り過ぎる事にしました。
しばらくして折り返し来た方へ帰る時、
また同じところで3匹がたむろしていましたがこの時は彼は余裕のポーズで泳ぎながらサメを眺めていました。
なんてラッキーなゲスト!
この話を戻ってからしたら数人が羨ましそうにいいな〜と言っていました。
こういうのっていつも体験ダイバーに多い気がするのです。